すれ違う恋の行方
「お前、今当番だろっ!どこほっつき歩いてんだよっ!!」
「あー…」


春樹はその言葉にバツが悪そうな顔をして、頭をポリポリとかいた。


「あー、じゃねぇ!ほら、早く着替えろ!!お前は看板男なんだからっ」
「ちょっ…引っ張んなって」
「るせぇっ!」


片倉はズルズルと春樹の腕を引っ張っていくと、そのまま3組の中へと消えていった。
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