すれ違う恋の行方
『春樹…』


「……好きな女が手に入んねぇからだよ」


『だからそれが皐…』



 グイッ…!!


『っ…!!』



一瞬何が起こったのか分からなかった。


気がついたらあたしは、春樹に腕を引っ張られていて
春樹に組み敷かれている状態になっていた。

< 220 / 466 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop