すれ違う恋の行方
やっぱ気持ちい~っ!


あたしはフェンスまで行くと、「ん~!」と大きな伸びをした。


空からは太陽の光が照り付け
心地いい風が春を表している。


こんな時間に体育館にこもってるなんてバカらし…。
校長も自分の話がつまんないことくらい分かれよなー…。


なんてことを考えていた。

あたしはフェンスにもたれながら外の景色を眺め


『なんか楽しいことないかなー…』


と、一人嘆いていると



「ぶぇっくしょいっ!!」

『へっ?』



突然、後ろから誰かのくしゃみが聞こえた。

< 4 / 466 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop