すれ違う恋の行方
「お前、マジ遅い!」

「うっせー!ちょうど警備員が入口うろうろしてて、入れなかったんだよ!!」


春樹が来た途端、急に空気が和やかになって、今までの関係が嘘のように思えた。


「美鈴っ!」
『え?』


途端に、秀があたしの名前を呼んだ。


「見とけ!!」


そう言って、秀がした行動は…




 ドカッ!!


『っ!!』

「っつー…!!」



春樹を思いきり殴った。

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