すれ違う恋の行方
「そうですか。
 もう一度ちゃんと診てみますが、多分生活をするのには、あまり支障をきたさないでしょう。
 傷が完治すれば、コンタクトをつけることも可能になりますよ」


「ほ…」


『ほんとですかっ?!』



思わず、あたしのほうが先生に詰め寄る。

だから先生が、ビックリしていた。

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