私を襲って、ツンデレくん。
お前は…いや、なんでもない
『ねぇ、あなた名前は?』
『彼氏いるの?』
『てか今の人が彼氏?』
え…と。あの。
助けてください…。
『おいおい。お前ら新入部員あんまいじめんなよ。』
『え~。いじめてないですよ~。』
『本当は部長もこの子のこと気になるくせに~。』
私の周りに群がっていた女子生徒たちはここの部の部長らしき男の子に視線を私からその人に映した。
そう。私は今軽音楽部の部室の音楽室の中。
3分程前、私は軽音楽部に行きたくなくてアルと口論していたら、ちょうど部員さんが私を見つけてしまったのだ。