好きになんかなるハズ無い!!
ウ~ン……黒町さん、相変わらずズバッと言いますねぇ………


私も半笑いで髪を耳にかけた。


「会った事無いけど、イケメンが多い時色生の中でも更にカッコイイらしいよ!!会ってみたいなぁ、Lie♪」


この一言を最後に、3人のLie話はブランド品の話に変わった。


―――話の内容、一気に変わり過ぎだと思うんですけど。


「Lieかぁ……どうせ美名も知らないんでしょう?」


李子が決めつけた言い方をしたのでムッと来たが、知らないのは事実。


正直に首を縦に振った。


「李子も知らないんでしょう?」


「うん」
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