好きになんかなるハズ無い!!
………興味無い事は短く済ます、これが伊集院 李子です。


どうか皆さん覚えといて下さい。


1時間目の数学の教科書やノートを机に乗っけて、大きく伸びをした。


「私にとっちゃあどうでもいいわ、Lieなんて」


黒町さんが言ってた通り、時色学園にはイケメンが多い。


でも私にはある『特性』があり、李子以上にLieに興味が無かった。


李子が私のホッペをプニプニ突っついて来る。


「まーーたアンタは…………“男嫌い”、治す気無いでしょう、美名」


さっき頷いたのは1回だけ。


今回は3回に回数を増やした。
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