好きになんかなるハズ無い!!
自分の変化ブリについて色々考えてると、ケータイが震えた。


「!?アレ……李子?」


もう寝たハズの李子から、メールが来ていた。


『アンタどこにいるの!?

トイレに起きたらアンタがいないから、超ビビったんだけど!!』


ヒィィィ!李子がお怒りだぁぁ!!


親指を猛スピードで動かす。


「“ごめんね李子”…“もう戻るから”……っと」


送信ボタンを押し終わると、クルッと洋夢を見た。


「洋夢、李子が怒ってるから私もう戻るけど、洋夢も戻る?」


「ん………オレも帰ろっかな」


私は、ガチャッと扉を開ける。
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