好きになんかなるハズ無い!!
先生に見つからない内に早く戻って寝袋に入ろうと、扉を開けるが………4本の足が目に入った。


「――――えっ?」


「美名?どうした?」


洋夢が急に動きが止まった私を変に思ったのか、私の後ろにやって来る。


そうして目線を上げ切った私達は―――…息を呑んだ。


「なんで………?」


洋夢が現れた時よりもビックリして、それしか言葉が出て来ない。


扉のすぐ外にいたのは………洋夢と同じく上はTシャツに下はジャージの慎之介と、上はパーカーに下ジャージの利晴だった。


「どうも。2人で仲良く、星空デートですか?」
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