好きになんかなるハズ無い!!
李子は将来伊集院グループをしょって立つ人物だから、他の仕事に就けるワケが無い。


まあ李子自身はプレッシャーを感じつつもやる気があるので、私はそんなに心配していない。


いつか李子がプロデュースしたホテルに泊まるのが、私の夢なのだ。


体育館に入ると、周りの皆もどうして集会が行われるのか不思議な様で、ペチャクチャ喋ってた。


「じゃね、李子」


私と李子は自分達のクラスの列に並び、集会が始まるのを待った。


本当、何なのかしら。


別に誰かが不祥事起こしたなんて話、聞いてないんだけど、何かあったのかな……?
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