好きになんかなるハズ無い!!
「なあ、美名の為ってどういう事?」


「アイツ、まだオレ達に心開いてくれないじゃん?だからこの犬のぬいぐるみで心通わすっ!」


「「…………へぇ」」


元気に宣言した洋夢につられ、オレと利晴もぬいぐるみを手に入れた。


オレはミニチュアダックスフンド、利晴はコーギー。


赤くテレる利晴に、暖かい目を向けといた☆


翌日…オレ等は学校にぬいぐるみを持って行き、美名に渡した。


正直言って直前も洋夢が美名に攻撃されてたし、ゲーセンのぬいぐるみ位で美名の心を開くなんてムリだと思ってた。


そんな簡単には行かない。
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