好きになんかなるハズ無い!!
◆また会った!?
「………美名、大丈夫?」
「大丈夫……じゃない」
「やさぐれてるねぇ………」
李子が困った様な笑顔をしながら、前を向いた。
美しい青空が、私達の上に広がっている。
でも私のひっくーーーい気分を盛り上げる事は、空には出来なかった。
「遂に凛兎も共学になっちゃったわねぇ――――…」
感慨深げに言う李子。
私はため息をつきながら、両手で顔を覆った。
とうとう来てしまった………凛兎学園と時色学園の共学・新校舎お披露目式典の日。
何度この日が来ない事を祈った事か!
「もう嫌ぁ…………」
「大丈夫……じゃない」
「やさぐれてるねぇ………」
李子が困った様な笑顔をしながら、前を向いた。
美しい青空が、私達の上に広がっている。
でも私のひっくーーーい気分を盛り上げる事は、空には出来なかった。
「遂に凛兎も共学になっちゃったわねぇ――――…」
感慨深げに言う李子。
私はため息をつきながら、両手で顔を覆った。
とうとう来てしまった………凛兎学園と時色学園の共学・新校舎お披露目式典の日。
何度この日が来ない事を祈った事か!
「もう嫌ぁ…………」