好きになんかなるハズ無い!!
李子はまだ心配そうにマユを下げてはいたが、「そう……」と深くは追求して来なかった。


私は李子だけには小学校の頃の話をしていて、時々昔を思い出してると李子が遮ってくれる。


ホント……幾ら感謝してもしきれないよ……


どうせなら小学校の時から同じが良かった………


「李子、今日の英語の宿題難しくなかった?」


暗い雰囲気を吹き飛ばす様に、明るく話しかけた。


李子が一瞬キョトンとして、すぐに笑う。


「そうだね。私結構時間かかっちゃったよ」


あーーー李子!!私アンタの笑顔見てるだけで、超癒されるよっ!!
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