Honey☆Berry
「ふぇーん…なんでょ。高野君のばかっ」
高野君とはあたしの彼氏。
もとい、数分前まで彼氏だった人。
そしてあたしは
この高野君に言われた一言で泣いている。
『お前さぁ…、付き合うって意味わかってねぇだろ?』
あたしもカッときて…。
『なんで?今までだって普通に付き合ってたでしょ?あたしちゃんと彼女らしく…』
『彼女らしくってなんだょ!?彼女らしくしてればそれで付き合ってることになるのかよ!』
『ど…どういう…』
『お前の気持ちは?正直さぁ、俺のこと好きじゃないだろ?』
『…っ』
なにも言えなかった。
それは確かだったから。
あたし今まで生きてきて
好きな人なんて
いたことすらなかった。
親友の亜衣の
『それって好きって気持ちに気がついてないだけじゃない?』
って言葉におされて
仲のよかった高野君を好きなのかもしれない、と思い始めていた。
ちょうど高野君から
告られたのもあったけど…。
好きって思い始めれば
好きなんだって思えてきたし…
徐々に好きになってくものだと、そう思ってたから。
でもどんなに一緒にいても好きにはなれなくて…
まるで義務的な仕事のように
彼女をしてた感じ。
思い返したら
申し訳なくて
自分の最低さに
涙が頬を伝っていた。
『ごめん、高野君っ…』
高野君とはあたしの彼氏。
もとい、数分前まで彼氏だった人。
そしてあたしは
この高野君に言われた一言で泣いている。
『お前さぁ…、付き合うって意味わかってねぇだろ?』
あたしもカッときて…。
『なんで?今までだって普通に付き合ってたでしょ?あたしちゃんと彼女らしく…』
『彼女らしくってなんだょ!?彼女らしくしてればそれで付き合ってることになるのかよ!』
『ど…どういう…』
『お前の気持ちは?正直さぁ、俺のこと好きじゃないだろ?』
『…っ』
なにも言えなかった。
それは確かだったから。
あたし今まで生きてきて
好きな人なんて
いたことすらなかった。
親友の亜衣の
『それって好きって気持ちに気がついてないだけじゃない?』
って言葉におされて
仲のよかった高野君を好きなのかもしれない、と思い始めていた。
ちょうど高野君から
告られたのもあったけど…。
好きって思い始めれば
好きなんだって思えてきたし…
徐々に好きになってくものだと、そう思ってたから。
でもどんなに一緒にいても好きにはなれなくて…
まるで義務的な仕事のように
彼女をしてた感じ。
思い返したら
申し訳なくて
自分の最低さに
涙が頬を伝っていた。
『ごめん、高野君っ…』