元ヤン彼氏と一緒
そして昼休みになると私の隣の人は大人気らしく女の子が集まっている
すると
「あんた邪魔、どいてよ」いや、私の席なんですけど、とは言えずにさっさとどいて教室を出ようとしたとき

「おい!城田さん、私日直なんだけどめんどくさいから黒板消しといてくれるかしら?」本当に何様?黙って黒板に行きさっさと黒板を消して出て行った。

私は女が嫌い違う、人間が嫌いなんだ自分も人間、自分も嫌いだ神様も嫌い
中学生から高校1年の今まで、幸せだと一回も思ったことはない
私達を捨てて死んでいった親だって嫌い、でも唯一大好きなお兄ちゃは私を見捨てない

でもそんな大好きなお兄ちゃんは仕事が忙しくて今では全然帰って来ない
「助けてよ…誰か…」私は静かに声を殺して屋上で一人泣いていた誰もいない寂しい屋上で時間も忘れて泣いていた
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