僕達の風

真実

どこからか空き缶お落とす音が聞こえた。

「ここあ!!?」
左苗の顔の色は青くなってゆく・・
あたしはハっとした。
心愛が下を向いて立っている。
こんな場所にもういられない・・
「ごめんっ・・。あたし帰る」
未来は走った・・
物凄い速さで走った・・・
「あ・・心愛・・その・・」
左苗はどうしようもなくなってる・・
「何があったの?!説明して!!!!」
心愛は・・怒ってる・・
「・・・うん。」
過去と今・・
過去は過ぎ去ったもの。
「きっとためになる・・だから言う」
「何?」
心愛は今にも涙が零れ落ちるよう目だった。
「未来が里留君の彼氏だったの」
今も過去も手に取ることは無理なのかもしれない。
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