「恋をするのはいつまでも」~先生。また、恋に落ちました・・。~ ㊤巻
彼が少し動く度に、ふわっといい香りがして。


その、さりげない大人の色気に、くらくらする私。


でも、全然嫌みがない。



きっと、自分が色気を振りまいている事に、気がつかずにいるんだろう。

いくら本人が、かっちりとしたスーツの中に、体をしまいこんで、真面目な顔をして見せた所で。


隙間から、抑えきれない色気が、漏れ出てしまっている。


そんな感じ。





でも、その時。


頭にひとつの疑問が浮かんだ。
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