「恋をするのはいつまでも」~先生。また、恋に落ちました・・。~ ㊤巻

さっき。


あの巻き髪の秘書さん。


ー雨宮さん!ー


って。

呼んだよね?


雨宮さんって・・・。


私は、ひとつの疑問を胸に秘めながら。

ゆっくりと顔をあげた。


その人はまた。

黙って、私を見つめていた。

廊下の壁に寄りかかりながら。
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