「恋をするのはいつまでも」~先生。また、恋に落ちました・・。~ ㊤巻
でも。

私と目が合うと。

あわててそらす。


スーツのポケットに入れていた、両手を出し。

せわしなく胸の前で、腕を組んだ。


そして。

チラッと上目遣いで私の様子を伺う。


前髪の間からのぞく、子犬の様なやさしい瞳。


その仕草を見て。

私の疑問は、確信に変わった。
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