「恋をするのはいつまでも」~先生。また、恋に落ちました・・。~ ㊤巻
私。

体の中から、熱いものがこみあげて。

いつの間にか。

泣いていた。


さっきの秘書さんが戻ってきて、

なんなの?って感じで

たたずんでいたけど。


見られているのなんて、全然気にしなかった。



「おいおい!」

先生は、私の涙を見て、ハッと我に返ったように、赤くなった。


慌ててポケットからハンカチをだして、私に渡してくれた。
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