「恋をするのはいつまでも」~先生。また、恋に落ちました・・。~ ㊤巻
「先生って呼べないって事は。なんて呼べばいいですか?」


「なんでもいいよ。」


「雨ちゃんとか?」

私が言うと、先生は吹き出す。


「じゃあ、無難に、雨宮さんで。」

と、ちょっとからかう様に言うと。


「まさか、砂岡に雨宮さんって呼ばれる日がくるとは、思わなかったなあ。」

先生は、顔を赤くして頭をかいた。
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