「恋をするのはいつまでも」~先生。また、恋に落ちました・・。~ ㊤巻
「俺なんて、おっさんだよ。もう。」

先生、ため息まじりに。



私、急いで首をぶんぶんと振り。

「先生、39歳に見えない!
30代前半くらいに見えます!」



「おっ。なんだかお前も、少しは口が上手くなったな!」



先生は、昔みたいに。

私の頭をぽんっと、軽く叩いた。



本当に、あの雨宮先生なんだあ。

なんだか信じられない。


私は、ひとりでふふっと笑った。
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