「恋をするのはいつまでも」~先生。また、恋に落ちました・・。~ ㊤巻
思わず、ふふふと一人で笑う。


すると、向かいの席の桜木くんが。



「砂岡さん、最近ヤケに楽しそうだねえ。」

だって。



「わかる?」


「わかるよ。だって、いつも一人でニヤニヤして、気持ち悪いもん。」


「ちょっと!年頃の女子つかまえて、気持ち悪いとはなによ。」

軽く睨むと。



「冗談だってば。」

桜木くんは、大きな目をぎょろぎょろさせて、首をすくめた。
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