「恋をするのはいつまでも」~先生。また、恋に落ちました・・。~ ㊤巻
「ごめん、ごめん。冗談だからさ!ってゆうか、逆セクハラだよ、この場合は。」
真っ赤になって、あきらかに動揺している桜木くんの耳には、私の声は届かない。
下ネタは×らしい。
近くにいた違う部署のおじさんに、
「君たち仲いいな~」
冷やかされ、
「違います!」
と、振り向いて一喝した桜木くん。
バツの悪そうな顔で、
「とにかく。返事書くんだろ。」
と、小声で。