死せる朝日の会
妙は、俺を見ながら首を傾げて、
「夢じゃないの? 私はしっかり見てたけど、教会のシーンなんてなかったよ。 話してるシーンは、確か灯台付近で円陣組んでる時しかなかったはず。それも、しんみりなんかじゃなくて、楽しそうに笑ってたけどな。神父もいないし。」 そう言いながら、不信な目で俺を見ていた。
夢だったのだろうか? こんなにはっきりと覚えているのに? 妙が俺をからかっている感じでもないしな。 なんとなく変な感じだけど、まあ気にする事でもないか。
「まあ いっか。 んじゃ次はパスタ行こ。 おごりだからね、今度は寝ないでよ。」
食事しながら、寝る奴がいるかどうかはさておき、俺達は若干遅い昼食を取るべく歩き出した。
「ねえ、ちょっと行きたい所があるんだけど、付き合ってくれるかな?」
昼食後、二人でショッピングセンターをふらふらしていた俺達だったが、妙は突然俺に切り出したのだった。
「よくわからないんだけど、行ってみたいの。」
俺の目を見て話しているが、俺を見ていない。そんな印象だった。
「どうした急に? まあ、俺ならどこでも付き合うぞ、どこに行きたいんだ?」
「夢じゃないの? 私はしっかり見てたけど、教会のシーンなんてなかったよ。 話してるシーンは、確か灯台付近で円陣組んでる時しかなかったはず。それも、しんみりなんかじゃなくて、楽しそうに笑ってたけどな。神父もいないし。」 そう言いながら、不信な目で俺を見ていた。
夢だったのだろうか? こんなにはっきりと覚えているのに? 妙が俺をからかっている感じでもないしな。 なんとなく変な感じだけど、まあ気にする事でもないか。
「まあ いっか。 んじゃ次はパスタ行こ。 おごりだからね、今度は寝ないでよ。」
食事しながら、寝る奴がいるかどうかはさておき、俺達は若干遅い昼食を取るべく歩き出した。
「ねえ、ちょっと行きたい所があるんだけど、付き合ってくれるかな?」
昼食後、二人でショッピングセンターをふらふらしていた俺達だったが、妙は突然俺に切り出したのだった。
「よくわからないんだけど、行ってみたいの。」
俺の目を見て話しているが、俺を見ていない。そんな印象だった。
「どうした急に? まあ、俺ならどこでも付き合うぞ、どこに行きたいんだ?」