死せる朝日の会

それまでどうするの？」
と、男は普通に受け答えた。
なんだ？ リンダの知り合いだったのか？ と言う事はこの人も仲間なんだろうか？ などと考えながら二人のやりとりを眺めていた俺だったが、この後のリンダの一言でパニックになった、人は猛烈に焦ると頭が真っ白になると言うが、その時の俺がまさにそうだった。
しばらくその男と会話をしていたリンダだったが、やがて俺のほうを見て、
「あの、何か失礼な事されませんでしたか？ この人少し常識が無いから。」
リンダはやけに丁寧な口調で俺を覗き込んだ、
「おいおい、失礼なんて無いよ、ただ時間聞いてから世間話してただけだ。」
男が割って入ってくる。 きつい冗談が通用するほどに二人は親しいみたいだ。
「何も無いよ、本当に少し話してただけだ、それよりさこの人も仲間なんだろ？ 紹介してくれよ。」
俺は立ち上がり、男に手を差し出した。しかしどうしたのだろうか？ リンダは黙ったまま俺を見ていた？
「リンダ？ どうかしたのか？」
俺は心配になっつリンダに尋ねた。