死せる朝日の会
あまりの興奮状態からか、俺は自分の意識が自分の認識を外れていくのを感じた。 そして、
「痛っ…、がぁ!」
首筋から頭にかけて、引っ張られるような激痛が走った。 そしてその直後、俺は体の自由を失ってその場に倒れる。 全身が動かない、かろうじて動かせるのは目だけだった、すかさずリンダを見るが、ピクリとも動かない、
「リンダっ、リンダ…」
声にならないまま、俺はリンダを呼び続けた、やがて俺は意識が遠くなっていく。 完全に意識が切れる直前、俺は部屋に誰かが入ってくるのを感じた。そちらに視線を向けようとしたが、足元付近しか見えない、しかしその人物は、
「なんでお前…」
やがて俺は完全に意識を失った。
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