死せる朝日の会
俺は久しぶりのタバコを味わいながら、ヒナを見て思った。 この人だからこそ、全てうまく行ったのかもしれないな。 全くたいした奴だよ。 だからこそ、俺はこの後のヒナの反応も予想していた。
「お前はリンダを救った、しかしそれは自己満足に過ぎないな。わかってるんだろ? お前が消えたらリンダがどれほど悲しむか? 」
やっぱりな、どこまで行っても仲間の事が優先なんだよな。
「そうだな、できれば悲しませたくはなかった。 けど、記憶が戻らなかったのはお前の仕掛けだろ? もともとリンダが好きなんだ、仲良くなっても不思議じゃない。 まあ、それで責任逃れをするつもりは無いがな。 だからって訳じゃないけどさ、しばらくはお前が代行してくれないか? この真実は俺とお前しか知らない、だからお前が代わりに…」
そこまで言いかけた時、ふいにヒナは立ち上がりこちらに歩いてきた。 俺は直感殴られると直感した。そりゃそうだよな、俺の言ってる事には、まるで筋が通っていないからな。
「お前はリンダを救った、しかしそれは自己満足に過ぎないな。わかってるんだろ? お前が消えたらリンダがどれほど悲しむか? 」
やっぱりな、どこまで行っても仲間の事が優先なんだよな。
「そうだな、できれば悲しませたくはなかった。 けど、記憶が戻らなかったのはお前の仕掛けだろ? もともとリンダが好きなんだ、仲良くなっても不思議じゃない。 まあ、それで責任逃れをするつもりは無いがな。 だからって訳じゃないけどさ、しばらくはお前が代行してくれないか? この真実は俺とお前しか知らない、だからお前が代わりに…」
そこまで言いかけた時、ふいにヒナは立ち上がりこちらに歩いてきた。 俺は直感殴られると直感した。そりゃそうだよな、俺の言ってる事には、まるで筋が通っていないからな。