あばば


澪と私は、その後の数日も打ち解けることはなく、冬休みが着てしまった。

私はもやもやした気持ちをもちながらも

「私から何かして上げられることもないし…もう誤ったんだから…どうしようもないしね。」

と自分を落ち着かせ、なるべくそのことを考えないようにしていた。



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