Tokyo Midnight
でも、その間もずっと私を片腕に抱いていてくれる。

私はそっとその胸に頬を寄せた。

彩斗さんは電話が終わると、ゆっくりと私の髪を撫でる。







ねぇ・・・そんなふうにされたら勘違いしちゃうよ








「少し眠れ」

彩斗さんはそっと毛布をかけ、そのまま私を抱きしめるように包み込んでくれる。
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