Tokyo Midnight
それから数日間、彩斗さんはまるで私を守るように

会社には行かずずっと家で仕事をしていた。

でも・・・

もう私を求めては来なかった。

一緒に眠ることもある。

仕事が忙しくて、一人で眠る日もあった。

それでも彩斗さんが作ってくれるごはんはあったかくておいしくて

おいしいといえば、笑ってくれるその笑顔が嬉しくて

気がつけば1週間が経っていた。
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