Tokyo Midnight
だからゆうべも娼婦のように誘うしかなかった。
好きだって言わなければ、抱いてくれる、そう思ってた。
でも、彩斗さんは私を拒否した。
もう、いらないってことなのかな・・・
私はゆっくりと体を起こすと、リビングに用意されている朝食をもって寝室に戻ろうとした。
白いお皿に乗せられたフレンチトーストと簡単なサラダといちご。
「あっ」
そのうち1つをつまんで食べようとしたら、イチゴは手から滑り落ちてしまった。
転がっていくイチゴを追いかけると、ふとその先の扉が開いているのが目に入っ
好きだって言わなければ、抱いてくれる、そう思ってた。
でも、彩斗さんは私を拒否した。
もう、いらないってことなのかな・・・
私はゆっくりと体を起こすと、リビングに用意されている朝食をもって寝室に戻ろうとした。
白いお皿に乗せられたフレンチトーストと簡単なサラダといちご。
「あっ」
そのうち1つをつまんで食べようとしたら、イチゴは手から滑り落ちてしまった。
転がっていくイチゴを追いかけると、ふとその先の扉が開いているのが目に入っ