Tokyo Midnight
なんで・・・

なんでわかるの?



そう聞きたいけど、膨れ上がった快感に押し流されて言葉にならない。

「ミーナ」

突然名前を呼ばれて、はっとする。

見上げた児嶋さんの顔は切なげで、胸が締め付けられる。

「お前は俺のものだ」

言い終わるか終わらないかで深く唇を重ねられる。

そのまま激しく突き上げられ、私は児嶋さんに揺さぶられるままに体を預けた。
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