Tokyo Midnight
お前は俺のものだ



それって、どういう意味?

児嶋さんは私のこと、好きだって思ってくれてるの?

今夜一晩だけの秘密なんて言わない?



限界を感じながらも、私は必死に考えた。

「集中しろよ」

そんな児嶋さんの声とともに、繋がった二人の間にある蕾を撫でられ私は一気に押し流されてしまった。



ねえ 児嶋さん・・・

私のこと、好き?




薄れていく意識の中で、児嶋さんの唇が私の瞼に落ちてきた。
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