Tokyo Midnight
整わない息のまま、重たくなった瞼を開けると同時に下着を引き抜かれ、大きく足を開かされた。

「・・ちょ・・っ・・やっだ・・・恥ずかしい・・っ」

「だめだ」

児嶋さんのその声はどこか冷たく、私は動けなくなった。

児嶋さんはしわくちゃになったYシャツを脱ぎ捨て、目の前で恥じらいもなく全てをさらけ出す。

そこにある児嶋さんのものを見て、思わず息を飲んだ。

夕べは夢中だったから気づかなかったけど、今までつきあった人の中で一番かもしれない、とも思った。

「そんなに欲しいか?」

にやりと笑った児嶋さんは、ゆっくりと私の上に覆いかぶさってきた。
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