Tokyo Midnight
・・・彩斗さん、だから・・・?

私は一瞬自分の考えたことに驚いた。

でもその間に慶介はにやにやしながら空いた左手で器用にシャツのボタンを外し始める。


どうしよう・・・

このままじゃ本当に・・・


「・・・誰か!!誰か助けて!!」

叫んでみたけれど、たぶん慶介が追い出したのだろう。

いつもいるお手伝いさんの姿は見えない。

「・・・ふふ、いい体してるじゃん、ミーナ」

慶介はボタンを外し終わると、ぐいっとブラを持ち上げた。

冷たい空気に素肌を晒されて、少しだけ鳥肌がたつ。

「・・・ほら、見なよ・・こんなにして」

慶介はくすぐるように、その先端には触れずにツメの先でその周りをなぞっていく。
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