Tokyo Midnight
「あ・・・あ・・・」

すると、腕の中の美菜子の体が震え始めた。

「美菜子?」

顔を覗き込もうとすると美菜子は俺の腕の中から逃げ、シーツを頭から被った。

「見ないで!!」

一瞬の隙に俺の視界に入ったもの・・・

それは頬が真っ青になるほどの大きな痣だった。
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