貴方の愛に捕らわれて

思いっきり目を見開き、固まる私を無視して、強引にスウェットを脱がそうとする猛さん。



その手を慌てて抑えて、金魚のように真っ赤になって口をパクパクさせる私に、不思議そうに聞く猛さん。



「どうした?風呂、入るんだろ?」





ええ、勿論お風呂には入りたいです。



だって、昨日は沢山汗をかいて体がベタベタして気持ち悪いんだもん。



だけどどうして猛さんがここに?っていうか、何で私の服を脱がそうとするの?



まさかね?と思いつつも、さっきから私の頭を占める疑問を口にした。



 

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