貴方の愛に捕らわれて
 

指とは違った、突き立てられた牡の大きさと深さに、香織は体をずり上がげて痛みから逃れようとする。



だが、がっちり捕らえていた腰を引き寄せ、その動きを封じる。



痛いと悲鳴を上げ、ぼろぼろと涙を零す香織を強く抱きしめ、一旦動きを止める。



そうして暫くじっとしたまま香織の痛みが落ち着くのを待つが、香織の中は俺が思っていた以上に熱くて、痛い程にキツく狭かった。



優しく啄むように唇を合わせ、零れ落ちる涙を拭ってやる。


香織の痛みを少しでも和らげてやるよう耳元で「愛している。お前は俺のもんだ」と囁き、胸をゆっくりと揉みしだけば、唯でさえキツい香織の中が、牡を搾りあげるように絡みついてくる。



全てを持って行かれそうな快感に、たまらず香織の脚を抱え直すと「動くぞ」と告げ、ゆっくりと注挿をはじめた。



 

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