◇白黒恋争物語◆~運命の翼~
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ。ここか・・」
領汰はカラオケ屋に着き一度立ち止まると、また再びカラオケ屋に飛び込むように走り出した。
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「いらっしゃいませ。受付は・・」
「川村先輩はどこだ!!!」
「川村先輩・・?」
「知ってんだろお前!サッカー部員だろお前も!!」
「何言ってんですかッ・・?僕は何も・・」
「てめぇ!!嘘つかねぇではっきり言え!!!!!!!!川村先輩はどこにいるんだ!!!!!!!!!
ぶっ殺されたくなかったらな、何号室にいるか教えろ!!!!!!!!!!」
「ひ・・ぃ・・・・川村・・せ・・先輩なら・・・2・・01号室に・・います・・!」
それを聞くと同時に領汰は階段を上り受付を後にした。
男は領汰の圧迫に押され呆然としながら床に座り込んでいた・・・。