記憶の桜 -花空残夢-
第1章 巡る懐想
私は途中お土産を買い、土方さんと一緒に、千駄ヶ谷で療養している沖田さんの所に向かっていた。
「沖田さんへのお土産、金平糖で良かったんですか?」
「ああ。あいつは金平糖が好きだからな」
そういえば、前に土方さんから金平糖を貰った時、羨ましそうに見てたっけ…。
しばらくすると、彼の療養先に着き、部屋に向かった。