蒼色キャンディ
喋らなくしたって意味なかったか……



エイメルは授業中喋りかけてくる事は無かったがただでさえ空中でふよふよしたりくるくるしたり……

おかげでお昼休みまで笑いと脱力感の二つを堪える羽目になった。



「エイメル〜…確かに喋らないでって言ったけど…空中で大きく回ったりしないで〜…気になって授業にならないよ」


ここは学校の屋上。
そこで奏はエイメルと話をしていた。


「あぁ…すみません。初めて見るものがいっぱいでいろいろ動いちゃいました」


エイメルがちゃんと謝る。
エイメルの言葉がなんだかちくちくする……



私何も悪いこと言ってないよー!





< 14 / 37 >

この作品をシェア

pagetop