蒼色キャンディ
天使たち
ここは天界。
ランクSSの天使がいる神殿である。
その時慌ただしい声が響いた。
「マルス様!地界の天使より連絡!地界にランクC以下だと思われる天使を発見したそうです」
その言葉で大天使、アレース(通称マルス)は従者の天使に言った。
「……場所は?」
「地界の空日野町です」
「そうか。下がって」
天使は一礼して部屋を後にする。
「見つかってしまったか…」
マルスの呟きが僅かに響いた。
「…よし、誰もいないね」
放課後、エイメルを探しに奏は再び屋上に来ていた。
「おーい!!エイメル!エーイーメールー!!」
「エイメル……って誰?」
階段のあったほうを見た。
そこにいるのは………
「あっ、声聞こえてるんだ」
違う天使だった。
エイメルとは違い、長いスカートで布は淡い桃色がかかっている。
髪は赤毛で短め。
見た目から女性だと言うことがわかる。
…笑い顔がもの凄く邪悪に感じるが。
「エ…エイメルはどこ!?」
「エイメルってこいつ?ランク低いはずだから名前なんてないはずだけど?」
赤毛の天使は横に倒れている天使、エイメルを指差した。
動けない様に拘束され、更にエイメルは眠ってしまっている。
「私がつけたの!エイメルを返して!」
「だぁめ。もうすぐ天界からこいつを連れ戻しに役人が来るから」
ランクSSの天使がいる神殿である。
その時慌ただしい声が響いた。
「マルス様!地界の天使より連絡!地界にランクC以下だと思われる天使を発見したそうです」
その言葉で大天使、アレース(通称マルス)は従者の天使に言った。
「……場所は?」
「地界の空日野町です」
「そうか。下がって」
天使は一礼して部屋を後にする。
「見つかってしまったか…」
マルスの呟きが僅かに響いた。
「…よし、誰もいないね」
放課後、エイメルを探しに奏は再び屋上に来ていた。
「おーい!!エイメル!エーイーメールー!!」
「エイメル……って誰?」
階段のあったほうを見た。
そこにいるのは………
「あっ、声聞こえてるんだ」
違う天使だった。
エイメルとは違い、長いスカートで布は淡い桃色がかかっている。
髪は赤毛で短め。
見た目から女性だと言うことがわかる。
…笑い顔がもの凄く邪悪に感じるが。
「エ…エイメルはどこ!?」
「エイメルってこいつ?ランク低いはずだから名前なんてないはずだけど?」
赤毛の天使は横に倒れている天使、エイメルを指差した。
動けない様に拘束され、更にエイメルは眠ってしまっている。
「私がつけたの!エイメルを返して!」
「だぁめ。もうすぐ天界からこいつを連れ戻しに役人が来るから」