蒼色キャンディ
慌てふためく自分の気持ちを奏は何とか抑え、まだ呟いている彼に視線を戻す。
おもいっきり転んだせいか、おでこをまだすりすりと撫でている。
「だ…大丈夫…??」
かける言葉が見つからず、同じ事を繰り返した。
「痛い…でも…大丈夫です…」
涙目に涙声も重なり痛さを強調している。
と言うか彼………
ドジっ子要素装備済み……!?
「本当に大丈夫?」
「はい…」
彼も顔をあげる。
「さぁ立って。質問に答えて欲しいし…あ、無理だったらいいの」
「あ……」
手を取ろうとした彼はふと声を出す。
「あの…すみません、質問って何でしたっけ……?」
「!!!」
……お願いだから……
そのキラキラした目で見つめないでっ…!!
何!?このマシンガン並の連続攻めっ…!
侮れないわ……この天使……
奏は内心そう思った。
「お仕事って?」
「あぁ!」
思い出した様に彼も言う。
奏が彼を見つめ、彼も口を開く。
「えーと…僕たち天使のお仕事は…」
聴いた瞬間、奏は自分の運命が分かってしまった気がした。
「その人の一生を見守る事です」
おもいっきり転んだせいか、おでこをまだすりすりと撫でている。
「だ…大丈夫…??」
かける言葉が見つからず、同じ事を繰り返した。
「痛い…でも…大丈夫です…」
涙目に涙声も重なり痛さを強調している。
と言うか彼………
ドジっ子要素装備済み……!?
「本当に大丈夫?」
「はい…」
彼も顔をあげる。
「さぁ立って。質問に答えて欲しいし…あ、無理だったらいいの」
「あ……」
手を取ろうとした彼はふと声を出す。
「あの…すみません、質問って何でしたっけ……?」
「!!!」
……お願いだから……
そのキラキラした目で見つめないでっ…!!
何!?このマシンガン並の連続攻めっ…!
侮れないわ……この天使……
奏は内心そう思った。
「お仕事って?」
「あぁ!」
思い出した様に彼も言う。
奏が彼を見つめ、彼も口を開く。
「えーと…僕たち天使のお仕事は…」
聴いた瞬間、奏は自分の運命が分かってしまった気がした。
「その人の一生を見守る事です」