彼の瞳に捕まりました!
「ぁぁあんっ……」
きしむベッドの音。
行成の身体から流れ落ちる汗。
両足を抱えられるような格好で繋がった身体。
行成が動くたびに、漏れる声。
自分の口から出ているはずなのに、どこか遠くから聞こえるように感じた。
頭の中が真っ白になって、
無意識に、強請る言葉をあげた。
「もっと……んんぁ」
「もっと、何?」
息をのみこみながら、答える行成に身体の奥がきゅうっとなったのがわかった。
「もっと……もっと、ふかっ、あああぁ」
身体の奥、いっぱいいっぱいまで差し込まれた感覚に背中がのけぞる。
大きな声があがって、何も考えられなくなって。
そのまま意識を手放した。