彼の瞳に捕まりました!
「もし、待てないって言ったら?」
「身体に覚えこませるだけ。だけど?」
にやりと笑いながら、行成は再度身体を押し倒すと、両手を簡単に纏め上げて、頭上に縫いとめた。
「ゆ、ゆきなりっ!!」
慌てる私をよそに彼は、楽しそうにほほ笑む。
「俺じゃなきゃダメな身体にしておくから」
怪しげな言葉を吐き出し、そのまま胸の先端をなめあげた。
ビクリと震える身体。
零れおちる声。
さっきまでの情事を思い出し、身体が熱くなった。
足をもじもじと動かすと、それに気がついた行成が、
色っぽい瞳を向けながら、下半身をゆっくりと弄った
。
「あっ、あっ、ああぁんっ」
理性も何もかも手放しそうになった私に、行成が囁く。
「待ってろ」
その言葉に、黙って頷いていた。