ヴァンパイアヒューマン−桜−


ジンタは何かを考え込みながら河を見つめていた。


『ジンタ?どうかしたの?』


ミーナは様子のおかしいジンタを気にかけた。


『ううん…何でもない。よし、いざトライバスタンへ。レッツゴー!!』


ジンタは威勢の良い声をあげ、そそくさと先へと進んだ。


『おおっ!!歩き疲れてるかと思ったが、まだまだ元気いっぱいみたいだな。さすがに若いな』


ラッセルはジンタの元気のよさに釣られ、疲れを忘れるかのように元気にジンタの後を追いかけた。


『あの二人、元気いっぱいね』


ハートはラッセルとジンタの元気な姿に、笑みを零しながら後を追いかけた。


ミーナはジンタの様子が少し気になりながらも後を追いかけた。



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