ヴァンパイアヒューマン−桜−


『過去でアイツを見てから、ずっと気に食わなかったんだ…同じヒューマンとしてアイツだけは許せない!!』


ラッセルはこんぼうを握りしめた。


『だけど、ズブも言ってたけど相手は世界一の一大勢力を持つ盗賊集団よ…人数がケタ違いよ。とにかく何か手を考えないと…』


ハートは冷静に告げた。


『何か手を考えるたって…』


ラッセルは考え込んだ。


すると、ふとミーナは一人その場を離れようとした。


『ミーナ様、どこに行かれるんですか?』


その場を離れようとするミーナにハートが尋ねた。


『ちょっとゴメンね』


ミーナはそう告げその場を離れた。



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