ヴァンパイアヒューマン−桜−
『聖水自体は無くなっていますが…聖製水ならばありますが…』
ハクじぃは難しい顔して告げた。
『せ、聖製水?それは一体?』
ミーナはハクじぃに不思議そうに尋ねた。
『聖製水は私が聖水を似せて作り上げた聖水の類似品でございます。聖水までの効力とは行きませんが、完全にヴァンパイアに支配されていないのならば聖製水の効力でも大丈夫です』
ハクじぃがそう言うと、ミーナは笑顔を見せた。